リモートワーク離婚

コロナ禍で配偶者からの暴力(DV)が増加し、世界的な問題として告発している
(国連の調査)

日本では令和2年4月から1年で、DV相談は1.6倍に増加(内閣府)しています。

また、コロナ禍で家族が家にいる時間が増え、ストレスのぶつけ合いから妻が追い出されてしまったというケースも報告されている。

その上、家族が一緒にいる時間が増えて、家庭の収入が減った場合は、ストレスが強くなるのは大抵女性の方だそうだ。

家計が厳しくなり、子どもの世話は妻が対応を迫られ、その不満が夫に向かい、感染防止のために帰宅時には手を洗えと細かいことを注意するようなり、夫の気持ちが切れてしまった結果だ。

コロナ禍前は、夫との考え方や子どもの教育方法が違っていても夫婦が一緒にいる時間も少なかったため、問題にはならなかった。夫は遅く帰宅するので会話も少なく、さっさと食事をして一日が終わっていた。真面目に働き家計を助けてくれるのを救いと考え結婚生活を続けることができた。

ところが夫の会社がリモートワークになり長時間を家の中で一緒に過ごす中、「今までの多少のすれ違い」は相容れることが出来ず、些細なことで修復不可能な家庭内不和が産まれている。

夫は、妻からの不平不満をコロナ禍で2年以上も言われ続け、「家族のために働いているのに。耐えられない」と逆切れして、妻に離婚を迫った。

住宅ローンを払う夫は、自宅は自分のものだという意識があり、収入が激減したので自宅を売却するからと妻に子どもを残して出て行けと言いだした。

これで、もしも女性がフルタイムの収入と多少の貯蓄がある場合には、結論が出るのは早くなる。早い場合には、新しい部屋を見つけて、一二週間で離婚に合意することになる。

離婚は、離婚の事由がないと申し立てができない。また、どちらに離婚に至る責任があるのかを判定しなければならず経済的DVなどは、証明が難しいので、お互いが被害者だと主張して長引くケースが多い。さらに、もしも慰謝料を勝ち取ったとしても金額はさほどでもないために、弁護士費用で消えてしまいます。

夫からの経済的なDVで悩んだ女性は、夫が経済的に妻の被服代などを出し渋ったり、生活費を十分出さなかったりで、パートにでる女性は多い。

こうした女性は、コロナ禍で子どもの学校や幼稚園が閉鎖になった場合、「会社に迷惑がかかる」として、子育てに専念するケースがほとんどです。つまり、自己都合で退職してしまいます。

仕事を失った女性は、今まで以上に子どもに関心が向くことになり、こんどは子どものストレスも増えることになり、夫は理解できず夫婦の溝はさらに深くなる傾向にあります。子どもと夫は、自宅にいる中でさらに追い詰められていく。

コロナ禍では子どもの長期休暇中にお金のことが原因で家庭内で喧嘩になることが増えていきます。

仕事も収入も奪われた妻の関心は子供に集中

コロナ渦で家にいる時間が増えた妻は少なからずストレスを抱える。そのストレスが子供に向けられたことで一気に離婚につながるケースも増えている。

子のいる女性は、ゲームに夢中になると子どもの学力が低下するのではないかと、ゲームの時間を制限したり、子どもの成績低下やしつけを指摘されること嫌い、女性は子どもに干渉杉の状態になることも多くなります。

育児に関心のなかった夫が、妻と子どもの言い合いに介入したり、母親の態度を非難したり、離婚したときの父親と暮らしは楽しくなるなどと、子どもの味方をしたりして夫婦の離婚危機は深まります。

なかには、妻の経済力の弱さを引き合いに出して、進学もできないかもしれないと子どもに悪口をいう夫もいます。そのため、子どもは次第に母親を軽蔑し始め、言い合いになると母親に家を出て行くよう言ったりするケースもあります。

実際は、もしも離婚になっても父親がキチンと養育費を支払えば、妻が子どもの学費や生活費などを深刻になって心配する必要はないのですが、コロナ禍でDVなどに悩んだ女性は、自分が無力なのではないかと考え離婚に応じるケースもあります。

 

ではどうするか?

その1

夫に大変さを言葉で伝える

子ども達は、お父さんとお母さんが会話している内容を耳で聞きながら、ご夫婦がお互いを理解しようとしている様子よく見ています。お父さんとお母さんがコミュニケーションしている様子を見て、子ども達は自分の思いを言葉にして伝える大切さと方法を学びながら育ちます。夫婦は双方で会話力を鍛えましょう。

往々にして、ご夫婦は自分の今の状態を相手も当然わかってくれていると思いがちです。でも夫婦であっても言葉にしなければ、それは伝わりません。態度で示しても伝わらないから、言ってもわからないと諦めず言葉に出しましょう。

でも、コツがあります。

コツその1:夫に「何々をして!」と指示するのではなく、実情を言葉にすることが大切です。

人は(子ども達も同じです)指示されると、指示されなければやるようにはならなりません。結果として、何度も指示し続けることになります。でも、実情を言葉で聞くと、解決策を自分が考え始めるようになり、その結果、自分から行動するようになるものなのです。

コツその2:夫が受け入れやすい言葉使いが大切です。

つい家庭の中では、「一人で頑張ればいい」「私が我慢すればいい」と思いがちです。夫婦間ではこれが間違いです。一人でできることは限界があり、さらに我慢は疲労感や虚無感につながります。

人に助けを求めること、人に頼ることはとても大切なことです。子ども達は、お父さんとお母さんがお互いを頼り合っている会話を聞いくと、子ども達自身も問題を抱え込まず、素直に人に頼り解決する方法を発見できるようになります。

コツその3:夫に頼るときには、要求するのではなく、自分の大変さをわかってもらうこと。

「ゴミ出しくらいやってよ、」「あなたには家事の大変さが分かっていない」と伝えるのではなく、「一人で全部するのはつらいし、できない。助けて」「仕事の納品が明日まで、わがままを言ってごめん。協力して」

自分の大変さを夫に話して相手を頼りにすること。協力して乗り越えようと相手が思えるよう、笑顔で説明できるといいです。

 

その2:
  一人ではないと思えると気持ちはラク

夫婦で大切なことは、一人で抱えこむのではなく、二人で話しながら考えること。問題を明確にして、夫婦でいっしょに解決策を導き出す。夫VS妻ではなく、夫婦VS問題の関係になること。

その3:夫に共感する言葉を使う。

妻として自分の大変さを夫に話し夫の言葉は、うれしいものです。

すぐに実行できなくても、「大変だね」と夫に共感するだけで夫の気持ちをラクすることはできます。

危機を乗り越えている夫婦もいるのです。伝え方に少し工夫をするだけで効果は倍増します。

 

一緒に生活している夫が自分のことを分かってくれないと悩んでいる貴女、夫にご自分の大変さをうまく伝えられていない可能性はないでしょうか。コロナ禍で夫婦が一緒にいる時間が長い今こそ、コミュニケーションの取り方を見直して、子どものために夫婦で強い絆を結びましょう。

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