夫 の 不 倫 問 題

相手の不倫問題で悩んでいませんか?

~相手の浮気を疑った時に押さえる4つのポイント~

家庭裁判所における離婚理由の第1位は「性格の不一致」です。次の第2位が「不貞行為」です。民法には、「不貞行為とは配偶者のある者が、自由な意思にもとづいて配偶者以外の異性と性的関係をもつこと」と定義されています。

浮気はなぜばれるのか?

浮気チェックリスト

浮気の行動は、パターン化する傾向にあります。

1.   メールを打つことが増えた

2.   最近、仕事の帰りが遅い

3.   家庭内での会話が減った

4.   なんとなくお洒落をするようになった

5.   飲み会で帰りが遅くなり回数が増えた

6.   携帯電話常に持っている

7.   残業が増えた

8.   小物類が増えた

9.   出張が増え宿泊が増えた

  10.携帯の履歴を消している
  11.休日出勤が増えた

上記のリストで該当する数が3つあればアウトかもしれません。

自宅のパソコンから不倫相手との写真が出てきたり、子どもから旅行のことを聞いたときに相手の話がでたり、女性とのやり取りをしたメールを風呂に入っているときに見つけられたり、といった様々な生活の中で不倫が発覚します。 考えられないようなうっかりで浮気がばれています。これは、うっかりではないように思えるのは私たちだけでしょうか。単に浮気をする人の詰めが、甘いだけなのでしょうか。

既に夫婦関係が悪化しかけていて、こういう人たちは「本気で隠す理由」がないのかもしれません。気持ちのどこかに「ばれてもいいや。」と考えているのかも知れません。 だから何度でも、こういう人は不倫を繰り返します。もうすでに配偶者との関係を維持することを諦めていたり忘れているのかもしれません。 私たちは多くの方の不貞行為を見てきましたから、相手と婚姻関係を続けたいと思っている配偶者は、ばれるような不貞はしないような気がしています。細心の注意と自制心をもって、不貞をしている人は隠すものですし隠せると思います。

隠してもばれてしまう浮気

しかし、細心の注意を払っていても、ばれてしまう人がいるのも事実です。メールや電話の履歴は全て消去し、写真など撮らずに、不倫の回数も怪しまれないようにして、平日の仕事帰りだけと決めている。休日は全力で子どもの相手をして、夫婦関係も良好に心掛けている。ところが、浮気相手からリークされれば終わりです。浮気相手に離婚を迫まられたが、それを断ったために配偶者に連絡されてしまった。そうゆうことは、ドラマだけの話ではなく現実の社会ではよくあります。 しかし、配偶者に疑われ探偵を雇われたらほぼ間違いなく発覚するでしょう。仕事柄、探偵社の報告書を見ますが、それは詳細に書かれ当然に写真も撮られています。不貞する側は監視されている事を知らないのですから、まったくの無防備状態です。

配偶者の不貞に気づいたときはどうすればいい

1.自分の気持ちを確認する
大切なことは、その時のあなたの気持ちです。相手の浮気を疑って、真実が目の前に出てきたときの結果を考えず実際の行動してしまう人は要注意です。「はっきりさせたい」という気持ちは分からないでもありませんが、その考えは自分を苦しめることになるのです。もしも、「相手が浮気をしていたら離婚まで決断することになってもいいか。」という問いに回答を出さなければならないかも知れません。

さもないと、相手の不倫は確認できたが離婚には踏み切れないという苦しい状態に陥ります。しかし、離婚に踏み切れると考えた人は、次に進んでもいいと思います。いやそうでないと考える人は、相手にやさしく警告を発し、様子を見ることをお勧めします。「もしも不倫をしているならやめて欲しい」と、相手に伝えてみることです。もしも、それで相手の行動が変われば、相手の誠意はまだ残っているということです。しかし、変わらなければ、次の段階に進む必要があるかもしれません。

2.浮気の証拠をつかむ

離婚の決断ができれば、次は不貞の証拠を集めることになります。相手が離婚を承諾すれば証拠集めの必要はありませんが、どう応じてくるか予測することは不可能です。

ここで、もう一つの考えがあります。
それは、不倫を疑う際に大切なことは「問い詰めない」という考え方もあるのです。不倫をされると怒りと悲しみの感情から、ついつい「浮気しているでしょ!」「浮気の証拠はあるのよ!」と言ってしまいがちですが、これはやってはいけないことでもあるのです。
それは、不倫を立証するために証拠を集めなければならないからです。たとえ不倫の事実があっても、証拠がなければ、調停や裁判で勝つことができなくなります。ですから、どんなに感情的になっても、けっして「問い詰めない」ことは重要なのです。冷静に証拠集めをしょう。それは
、使うかどうか分からないのですが、証拠は押さえておくことが大切になるのです。

3.探偵事務所に依頼する

自分で証拠を集められない場合は、探偵事務所に依頼することもかんがえましょう。決して安い費用ではありませんが、請求する慰謝料を考えれば、ほぼ損はないと思います。ただし、探偵社からの報告書は詳細で生々しい写真も含まれていますから心の準備が必要です。

ステップ 相手に浮気の有無を確認し、離婚を求める

 

4.相手に不倫を確認して離婚を求める

相手に不倫の事実確認をしてから、離婚を告げることになります。しかし、相手が正直に浮気を認めれば、探偵社の報告書は、出さない方がいいでしょう。探偵社に依頼することは、不倫された側として当然と思われるかもしれませんが、相手からは、「探偵まで雇って」と反発を招くことになるかもしれません。探偵社を雇うようなと言う相手が悪いことは解ってますが、離婚や慰謝料の話合いをスムーズに進めるためには、相手の反発を買うことにはメリットがないのでやめましょう。

5.配偶者と不倫相手に慰謝料の請求をする

慰謝料は、配偶者だけではなく不倫相手にも請求できます。不貞行為の責任は2人にありますので、双方に請求ができるのです。

離婚するときの浮気の代償

慰謝料の請求

まず、相手は慰謝料を請求されます。もちろん自分だけでなく、不倫相手にも請求されます。慰謝料の金額は、婚姻期間の長さや浮気の態様、相手の所得額にもよりますが裁判で決められます。 なお、訴訟になると、不倫の内容についてだけでなく双方の男女関係の中身が出ます。どこのホテルに行ったとか、時間や回数だけでなく、写真や場合によっては残していた映像や、双方のメールのやりとり内容も、証拠として提出されます。 裁判の中でのこれらのやり取りは、当事者にとって、かなり精神的にこたえる内容です。 また、不倫相手にも慰謝料の請求はされますから、不倫相手にとってもこたえるものになります。そこで失うものは大きく、不倫相手と関係が終了することもままあることです。家庭も失い、交際相手も失い一人きりになるという結果は辛いものです。

婚姻費用の減額

妻の不倫の場合に起こることが予想されますが、別居状態の時に「婚姻費用」という名の生活費が夫側から妻に支払われます。 妻と子が一緒で別居している場合には、「子どもの生活費+妻の生活費」が婚姻費用になりますが、妻が不倫をしている場合は「妻の生活費」の部分が減額されることがあります。

面会交流や親権に影響するかも

原則として、不倫は、子どもとの関係に影響しません。いくら不倫しても子どもとの面会交流が制限されることはありません。また、不倫をしてる最中に育児放棄でもしない限りは、「不倫の母親は子育て失格」とはなりません。しかし、実際の人の気持ちは簡単に割り切れませんから、子どもがある程度大きい場合などでは、「不倫した不潔なパパというイメージで会うことを拒否される」ということもあります。妻に不倫された夫は「バカにするな」と言って、離婚条件でもめる事はあります。

まとめ

多くの調停を体験して感じることですが、不倫の衝撃に驚くばかりです。不倫相手を信じているほど、不倫をされたショックは当然大きいものがあります。そのことが「裏切られた思い」から話し合いの場での頑固ともいえる譲れない強硬な姿勢につながります。

その結果、強硬な離婚条件として不倫をした相手に戻ってきます。長い婚姻生活の中では、色々な人間模様はあるかもしれませんが配偶者や子どもとの良好な関係を大切にしてほしいと切に思います。

 

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