調停の早期解決に体験練習相談!
家裁の離婚調停 体験練習相談
離婚センターからのご挨拶
私事ですが、平成18年から福岡家庭裁判所の調停委員を拝命し、15年間させて頂きました。私が担当した調停件数は、多いときには1カ月に約20件、年間では200件位でした。現在15年目ですから通算で3000件位立ち会ったことになります。
なお、調停では事件が解決することを成立といいます。この成立までに私の担当した事件では平均4回位の調停をしましたから、これまでに750件位の事件を担当したことになります。
この750件の中で、円満調停といいますが、「やっぱり離婚はしません。もう一度頑張ってみます」と当事者に言ってもらった経験が、実は一度もないのです。全部、離婚という結果で終了しました。
登庁したときに、きょうの調停こそは円満で終了しますように気合を入れて調停室に入りますが、結果はやっぱり離婚です。
ただ、嬉しいことに調停が離婚で終わって当事者の方に感謝されたことは何度もあります。成立後に書記官が当事者の方を調停委員の控室に案内され、「お世話になりました」とお礼を言いいに来られるのです。中には、ケーキを持ってきて食べて下さいと言われたこともあります。もっとも、受け取れないので食べられません。もったいないなあ、思いましたが。このケーキの調停は、不成立で裁判になりました。いずれにしても、全部離婚です。
毎回、調停をする中で、何とか円満離婚で調停を終了できる方法や技術はないかと考え福岡|離婚センターを立ち上げました。
家裁調停は、どのようなものか?これから、ご参加の皆様に家裁調停疑似体験して頂き、よりよい調停方法のあり方を探すきっかけになればと考えております。
この離婚調停疑似体験セミナーは,調停の進行を体感して頂く中で、調停のメリット・デメリットからご参加の皆様の相談者対応の気づきとヒントになりお役に立てればと企画いたしました。ただし、内容につきましては創作したものです。実際の調停がこのようにスムーズに進むことはありません。
また、家庭裁判所の調停では,裁判官と十分な打合せをした調停委員が中心となり当事者の気持ちに配慮した紛争の解決を目指しています。その調停委員の役割と仕事内容を理解することも、またスムーズな話合いの進行と解決にもつながると私たちは考えております。
あらためて申し上げますが、この調停はフィクションであり,登場人物及び事件の内容はすべて架空のもので実際の事件とは一切関係ないことをご承知おきください。
離婚の現状と離婚後の問題点
模擬調停に入る前に、改めて確認しておきたい数字があります。
それは、離婚される方々は「協議離婚」の割合が87.2%、「調停離婚」が10.0%という割合になっています。この協議離婚の多さが離婚前後のトラブルの元凶になっていると私たちは推測しています。
協議離婚の話合いは、➀双方のみ、②親族が話し合いに入る、③知人などが話し合いに入り離婚後の諸条件を決めています。このことで離婚が優先されてとくに養育費、面会交流などについては離婚後に改めて争う余地が残る結果になっているのではないかと考えています。
また、調停離婚は、年々先鋭化する傾向にあります。それは、離婚の話合いの早期段階で双方にきちんと解決できる余地が多くあるということが知らないからではないと私たちは思っています。
だから、私たちセンターでは、安易な協議で離婚をするのではなく、双方がしっかりと家族の将来を含め、特に子どもの将来まで見すえた離婚の話合いをするように提案したいと考えています。
では、離婚調停疑似体験セミナー を体験していただきます。
調停の進行模擬体験:30,000円 1回2時間 (オリジナル資料付き)
続く・・・
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