家裁の離婚調停に克つ方法

夫婦で離婚の話合いがまらないときは?

ご夫婦が離婚の話合いを始めて「まとまらない」場合、その理由と内容を問わず家庭裁判所の離婚調停を検討する方が多いと思います。ただし、その場合には調停という関門を必ず通らねばならないという法律(調停前置主義)があるからですがご存じの方は少ないのですが・・・。

家庭裁判所に離婚調停を申し込む

まずは、家庭裁判所に調停をしたいという要望書(申立書)を提出することになります。
ここから、裁判所が受けつけると粛々と手続きに入り、調停の期日を相手の方に連絡して、皆さんは調停の開始を待つことになります。そして、調停の日には、それぞれが出頭して話合いが始まります。

家庭裁判所の離婚調停は話合いです

調停は、話し合いなのですが当事者の方にとっては、まるで「戦争」にでも行くような鬼気迫る気分と形相で裁判所におみえになることになります。だから、当事者のみなさまにとっては、家庭裁判所の調停は勝負するところ、イコール「勝ち負け」が重要だと思われるのかもしれません。

ところで、

みなさんは、何の呼びかけだと思われますか?
 

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    ホームページのキャッチフレーズです。

すごいでしょう。まるで、戦争の指南書みたいですよね。

離婚調停という呼び方は、通称です!
しかし、
家庭裁判所内での「離婚調停」の呼び方「夫婦関係調整」事件なのです。どこにも「勝負」という文字は、出てきていません。なぜでしょうか。それは、調停が勝負ではなく話合いだからです。ここに、家庭裁判所と当事者の方にずれがあり、それが離婚調停を複雑で、時間のかかるものにしているのです。どうしても、家庭裁判所で調停に参加される方は、勝ち負けにこだわるからなのです。いや、誤解を恐れずに申し上げると「勝ちたい」のです。そこで、調停のスタンスとでも言いますか、調停に参加する方の心構えをお話ししたいと思います。この調停の考え方に関心のある方はココを読んでください。
では、離婚調停の進み方をお話ししましょう。

 

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離婚話合いの第一の目的
それは円満に進めること!

家庭裁判所の調停は向かう方向を間違えない
家庭裁判所の離婚調停に勝つ方法を提案される方は、そのご意見で多くに出てくるのが次のようなタイプ化されたご意見です。

それは、 調停には、作戦を立てて臨みましょう。
    
離婚調停で必ず聞かれる質問は?

  • 「2人の出会いや結婚の経緯」
  • 「離婚を決意した理由」
  • 「関係修復の可能性」
  • 「現在の夫婦の状況」
  • 「財産分与・親権・養育費・慰謝料などの考え」

だから、しっかりと作戦をたてましょうという助言になるのです。そして、調停では「正直に答えて、感情的にならず冷静に答えること」をアドバイスされる方がいらっしゃいます。

調停申立所はしっかりと作成しましょう

でも、家庭裁判所の調停を申立てる時には、必ず申立書を提出しなければならず、その中に➀申立の趣旨、②申立の理由があり、一応「必ず聞かれる質問」については全部網羅されています。

だから、改めて聞かれることは少ないのです。ただし、調停委員によっては、質問する人もいるかもしれませんが、限られた調停時間(コロナ禍で調停の時間は短縮されています)の中では、いきなり「何を要求されたいのですか?」と結論を聞かれることが多いと思います。また、相手の方にも回答書といって事前に申立てた方の書面に対して意見の提出を求められますので「要求に応じますか?それとも・・・ですか?」と、やはり結論を聞かれることが多いでしょう。

ところが、双方が家裁の調停で戦闘モードになっていきり立つ理由は、この申立書という書面のやり取りではないのです。それは、相手の方に「家庭裁判所から申立書が送られてきた!」という事実の方が問題なのです。

つまり、妻が、あるいは夫が「いきなり、あるいは知らないうちに」家庭裁判所に申立をしていたということに「怒り」の原点があるのです。

この点については、家裁の調停委員がお怒りの方に丁寧に説明してある程度「怒り」を収める努力をしてくれますが、一度火のついた気持ちを簡単に抑えることは至難の業になります。この一点で、私たち「離婚センター」で話合いの方法を検討することは、「怒り」をおさえて冷静に話し合えるメリットがあると考えています。なぜなら、当センターにご相談に来られた方には、私たちR調停開始までの事前の説明やご相談のなかで対立から円満に話し合いを進めるための心の使い方を丁寧に説明するからです。

 
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最近の家庭裁判所の調停の現状と傾向
コロナ渦による影響

電話調停の実施

コロナ感染防止のため,電話による調停が増えています。弁護士に依頼したときは、弁護士事務所から弁護士と一緒に調停に参加することになります。

ご自分一人で調停をする場合は、家庭裁判所に出頭して参加することになりますが、遠方の場合はもよりの家庭裁判所から電話で参加することもできます。

家庭裁判所の調停では本人確認が行われます

これは、家庭裁判所の調停では本人確認をできる状態でないと調停を開けないからです。また、調停は守秘義務がキチンと担保できる環境で行わなくてはならないので、電話調停を行うときには、弁護士事務所であれば本人確認も守秘義務も守られるからという前提で調停を行っています。

ただし、離婚の場合は,電話で調停の成立はできません。原則として、離婚は双方が裁判所に出席しないと成立にはなりません。これも、本人確認と本人の離婚の意思確認をとる必要があるので電話調停では離婚の成立が認められないのです。

はZoomやスカイプを利用してご相談できます

ところで、当センターンでは、Zoomやスカイプを使って話合いを行っています。家庭裁判所の調停と違って柔軟に運用できますので双方の信頼関係の上に立った話合いができますので、利用される方にとっては時間と費用の節約になっています。

家庭裁判所が忙しくなって今までとは変わってきています

なお,家庭裁判所の調停の件数が増加している中で,裁判所が多忙になり,調停が早い段階で打ち切られるという関係者の意見もあります。

自分が言いたいことや話したいことを相手に伝えてもらうことが、事件によっては難しいことも考えておく必要があるでしょう。しかし、センターでは、基本が一緒に話し合う同席調停なので家庭裁判所の調停に比較して伝わる度合いは高くなるので事案によりますがいい結果を出せる度合いも高くなると期待できます。

 

これは、家庭裁判所の調停では本人確認をできる状態でないと調停を開けないからです。また、調停は守秘義務がキチンと担保できる環境で行わなくてはならないので、電話調停を行うときには、弁護士事務所であれば本人確認も守秘義務も守られるからという前提で調停を行っています。

ただし、離婚の場合は,電話で調停の成立はできません。原則として、離婚は双方が裁判所に出席しないと成立にはなりません。これも、本人確認と本人の離婚の意思確認をとる必要があるので電話調停では離婚の成立が認められないのです。

センターで時間と費用の節約ができます

ところで、センターでの話合いは、Zoomやスカイプを使って調停を行っています。家庭裁判所の調停と違って柔軟に運用できますので双方の信頼関係の上に立った話合いができますので、利用される方にとっては時間と費用の節約になっています

なお,家庭裁判所の調停の件数が増加している中で,裁判所が多忙になり,調停が早い段階で打ち切られるという関係者の意見もあります。

自分が言いたいことや話したいことを相手に伝えてもらうことが、事件によっては難しいことも考えておく必要があるでしょう。しかし、話合いでは、基本が同席なので家庭裁判所の調停に比較して伝わる度合いは高くなるので事案によりますがいい結果を出せる度合いも高くなると期待できます。

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