知ってましたか!
離婚率が高いのは、結婚5年未満!
なぜ、結婚5年未満は離婚率が高いのか!
「厚生労働省 人口動態統計月報年計概況 平成25年版」
によると、同居期間別離婚件数の年次推移表のなかで結婚5年未満の離婚件数が一番多いとの記載があります。
中でも、結婚2年目の離婚がもっとも多いことになっています。
この傾向は、30年ほど前から変化していないと言われています。最も早い夫婦は、新婚旅行に行くために空港に向かっている最中に離婚された方もいらっしゃいます。成田離婚と言われた時代があります。だから、結婚して5年未満が大事な期間であるといえるわけです。
夫婦問題を取扱うカウンセラーの方々も、結婚5年未満のなかでも2年目の離婚件数が多いので注意が必要と指摘されています。では、なぜそうなるのか調べてみました。それは?
結婚される夫婦が、お付き合いをされゴールするまでの経緯は、それぞれですが、実はその中に離婚の原因があると指摘されています。
離婚の原因を調査すると3つに分類できるそうです。
第1の原因には、子どもがあるかどうかです。結婚してすぐに子どもをつくられる夫婦は、少ないのが一般的です。ですから、子どものために離婚を思いとどまるという夫婦は、少ないということになります。「子はカスガイ」いわれた時代もありますが、離婚を思いとどまる理由には子どもの存在は大きいのです。だから、子どもがいないから夫婦間の問題が発生すると離婚を決断するまでの時間も早まってしまうことになりがちです。
また、離婚後に再婚しやすいと考える男女の思惑もあるでしょう。
交際期間が半年未満で結婚された夫婦は
危ない!
第2の原因と第3の原因には共通点があります。それは、結婚に至るまでの経緯が関係しています。まず、共通の原因の一つは、ご夫婦の交際期間が短く6ヶ月未満のケースです。お互いが、相手の欠点を観ないままに、いや見えない程熱くなって結婚してしまい、結婚後に相手の実態を知って、幻滅感が強くなってしまうケースです。一旦相手の欠点を見てしまうと気持ちの修正は難しいことになります。結婚までに時間があれば、ある程度相手の欠点を知った上ですから、諦めに近い納得感をもって結婚するということになります。
第3の原因は、できちゃった婚(授かり婚)のケースです。
夫婦の間に子どもはいるのですが、結婚理由は子ども出来たからということが一番大きな理由になりますから、愛情や結婚の覚悟はできていないケースが多いということになります。そこで、夫婦関係が壊れることも早くなります。
夫婦になったからお互いを理解できるのではなく、理解は夫婦の努力です
離婚になる理由や原因は、この僅か3つにあるわけではありません。ですから、結婚5年未満
の離婚が多いということは、ご夫婦は自覚することが大切なのです。
エリック・ハーンの言葉
人は簡単に変わらない。変えられるのは自分と未来だけである。
夫婦は、一緒に生活するようになっても、元は赤の他人です。一つ屋根の下で、
まして子どもと一緒に暮らせるということは、夫婦二人で決めたものでもなく親が決めたものでもないのですから。夫婦だからという理由で、黙っていてもお互いが考えていることは伝わらないのです。一緒になった縁を大切にお互いの努力をしてもらいたいと考えるのは私だけでしょうか。
もう一度、人生をやり直すことが離婚です。ただ、子どもはやり直せません。今度こそは、子どもと一緒に幸せを掴む覚悟を持って生きていただければ幸いです。
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